台湾出張、ラボ内装改修

7月の後半は台湾の国際シンポに招待してもらって、初めての話も含めて講演してきました。台湾楽しかった。また行きたい!その後もまた軽井沢や東京にいったり。細かい出張が多くて、飼い始めた細胞性粘菌も一部ダメージをうけているようで・・・そんな中、教務補佐員の方に来て頂けることになり、ラボを一人で勝手にやっていた状況から複数人がちゃんと働けるように、内装改修をすることになりました。

本当は、補佐員の方の着任に間に合うように内装もばしっと変えておきたかったのですが・・・ 扉の改修は来週施行になったけれども、実験台の配置かえとか大掛かりなものは段取りをつけるところまでしかいかず。そもそも改装業者さんへの話は、台湾に行く飛行機の待合室でやるというバタバタな状況。「今から海外にいくのですが、XXXを変えたいので、XXXあたりに下見に来て下さい!」とか。変える部屋の案を考えて、また別の業者に来てもらい、改装の日程調整。ようやく実験に直接関わるところの改装予定は決定。で、あとは、休憩スペースのパーティションをどうするか。

ラボの内装を考えると、どーしてもロックフェラー大学のときのラボの様子が思い出されます。ソファーがあって、その前と後ろにホワイトボードと黒板があって。よくそこでコーヒー飲みながら色んな話をしました。大きな面積とれてないけど、ちゃんと休めるスペースは欲しい。ロックフェラー大ってやたらきれいで、各階のオープンスペースにはテーブルとソファーが何組もあって、景色もきれいで。京大の今いる建物の1Fにもソファーはあるけど、座っている人がほとんどいない。中庭みたいなところにもテーブル&椅子があるけど・・・景色がいまいちなところ&他の人の目にさらされるところにソファーだけ置かれても・・・座らないよねぇ。せめて休憩専用の部屋があればいいのに。

そういったところに時間を割きつつ、今ある光学系にまじめに細胞を使い始めるべく、マイクロプリントを今週試す予定。で、細胞を飼いながら、補佐員の人にも無理なくやってもらうには追加の設備必要やなぁと気づき、中古の理化学機器を買いあさるなど。さらに、細胞とデバイス関係を補助してくれる学生アルバイトをトレーニング中。このプロジェクトの派生でうまれた流体デバイスの実験は、数理モデルが意外に実験結果を捉えていて、これはいける?と前進した気分。しかし細かい所をつめて考える時間がない・・・でも今年度中にあと2つくらいは研究をまとめたいけど。どうなるでしょうかね。

更新日:2013年8月18日