荒木君の論文をarXivに投稿しました!

M2の荒木君の論文をarXivに投稿しました!

Araki S, Beppu K, Kabir AMR, Kakugo A, and Maeda YT
Tailoring collective motion of kinesin-driven microtubules via topographic landscape
arXiv:2110.06095 (2021)


この研究では、別府君がSoft matt 2017やPNAS 2021で明らかにした極性相互作用するアクティブマター集団運動の幾何学的制御ルールを、ネマチック相互作用するケースに拡張し、kinesin分子モーターによって駆動される微小管集団運動の実験系を用いて実証したという論文です。もともとのアイディアは2017年のSoft Matterの論文を発表したころから持っており、そのためにNICTまで出張して実験をしたりしました。その頃は全然うまくいきませんでしたが、そこでならったmotility assayのシステムが、PNAS 2021につながったのでどこでどう転ぶかは全く分からないなと思ったり。そして、新学術領域で北大の角五先生とコラボすることで、ようやく実験がスタートしました。そのあとも苦労の連続。2年くらい全くうまくいきませんでした。それでも頑張って、Zianeさんから荒木君に引き継がれ、covid19で非常に難しい時期に、精力的に実験をすすめてくれました。うまくいってからはすごいスピードで進みました。実際の論文のデータがとれてから論文になるまで半年くらいではないでしょうか?荒木くん、そして理論モデルのほうで大きな貢献をした別府君、お二人の力で、プレプリントを公開できる段階になりました。

あとは、これを査読付き論文として世に出すのみ。ここからも重要な戦いです。